2008/10/16
第六十七段 『無題』
『オタク=マンガやアニメを見る人間』と考えるのは、世間がよくする勘違いです。
特定の嗜好に没頭し、他の物に関心をもたなくなる気質を『オタク』というのだと思います。
オタク嗜好の強い作品の登場人物の特徴に、自己陶酔的発言を多くする、というのがあります。
反面、彼らは、自虐的な発言で他人の避難を逃れようとする、ずるい一面も持っています。
ネットに自分の犯罪予告を書き込んだり、密室の中で火を放ち自殺を図るような人間は、自らの手で人生の難問に立ち向かう勇気も知恵も持ち合わせていないので、『こうすれば誰かが自分を裁いてくれる』と考えてこういう行動を取ったのだと思います。
『早く自分を捕まえて、殺して!』と叫ぶのは、自己陶酔と自虐行為以外の何物でもありません。
恐るべきは、社会がそのような行動に対して、何一つ、有効な手だてを持たない事です。
格闘ゲーム、『戦国バサラX』をプレイしました。
このゲームの開発スタッフは、このような心理を逆手にとって作品を作ったようです。